子供と一緒にアート見学!

2008-12-15更新
写真 ご無沙汰しています。皆さん御元気ですか? 先日、娘5歳と、その友達4歳をつれて、ニューヨークの郊外にある、Samuel Dorsky Museum of Art と言うSUNY New Paltzとい大学の中の美術館を尋ねました。

私は子供とよく、画廊や美術館を訪ねるのですが、子供の反応はとても面白いです。特にギャラリーなどは個展が多く、 面白い作品とつまらない作品の差が激しいので、子供は即座に反応します。つまらないとすぐ出て行こうとします。子供だから、形や色が楽しいのが好きかと思うと、そうでもないのですね。地味な平面でも見つめている事があるし、何か、観じるもがあるのでしょう。私の視線では気が付かない物を見つけ出したり、子供と展覧会に行くのはとても楽しいものです。どんな展覧会を選ぶかにもよりますが、意外と子供は飽きない物です。是非、お試し下さい。

ギャラリーの個展よりは色々な作品のある、美術館の方が、色々な作品があり、子供の好きな作品を聞いてみたり比較してみたりと会話も楽しめます。小さい子には平面ばかりより、立体が混ざっている方が興味を持ちやすいのでお勧めです。私の娘は古典的な作品より、コンテンポラリーな作品の方が好きですね。

さて、その Samuel Dorsky Museum of Art という美術館ではDefining Artと題して、最近の収蔵作品350点の中から、50点を選んで絵画、彫刻、写真、版画、工芸など、幅広く展示していました。私の古い作品が展示されているという情報を人ずてに聞いたので、見に来たのですが、ありました、ありました、奥の壁に、、、私はそこの大学院を卒業し、卒業制作がそのまま、学長会議室の壁に展示される事になり、収蔵品になってしまったのでした。卒業したのが1989年、やく20年ぶりの再会でした。

不思議と制作していた頃の事が、徹夜して最後の仕上げをしていた事が、色々思い出されてきました。あの頃は、卒論と卒業制作だけでなく、英語も下手だったのに、日本の彫金クラスを教えたり、彫金の基礎の授業のアシスタントをしていたり、一日が、24時間では到底こなせない生活をしていました。それなのに、かなり密度の濃い仕事をしていたので、自分でもびっくり。卒業展覧会の前、二日続けて徹夜したのを覚えています。あの頃は若かったからそんな事が出来たのでしょうね。

蓮の形を使って、水上が現在意識、水面下が、潜在意識を表しています。人間の見えない心の部分に気が付き、潜在意識と言う物に興味を持ち始めた頃です。でも、作品を見てもわかるように、まだ、その頃は現在意識が優勢ですね。蓮の内側から種まで、綿密に作られていました。面白いのが娘の反応で、偉そうに友達に『これはママが作ったのよ、触っちゃいけないんだから、、、』ットいっておきながら、私に『ちょとだけ、触りたいんだけれど、いい?』といって触っていました。これは4〜5歳児には触りたい形ですよね。金属なんで、壊れる訳ないんですが、監視員の関係上、ほどほどにしていただきました。

私以外の作品は平面が多く、写真の展示はかなり興味をそそられました。版画は、それほど好きなジャンルでもないのですが、ふと、興味をそそる作品を見たら、なんと、ラウシャンバーグでは無いですか!!! 一緒の展覧会で展示させていただけるとは光栄です。私は作者の名前やタイトルはよほど興味を持たない限り見ないのですが、やっぱり、有名作家の物は、引き付ける力があるんですね。びっくりしました。私は他の作品など、ゆっくり展示を見ていましたが、子供達はさっさと、美術館中を回ったようで、わたしに、別棟のキッズルームに早く行こうと呼びに来ました。子供の作品でもあるのかと思ったら、そこは学部の学生の卒業制作展でした。なんで、キッズルームと言うのか、なかなか、判っているじゃないか!!っとまたまたビックリしました。

現在わたしたちは、ニューヨークの家の増改築をしていて、住居もスタジオも仮住まいに引っ越し、今までの半分以下のスペースで、親子三人暮らしております。それで、郊外の美術館へのドライブはとてもリフレッシュされました。もう、ブルックリンの狭さからすると、帰りに立ち寄った友達の家は夢のようでした。ちょっとニューヨークから出ると、こんなにものんびりとした生活なんですね。一寸羨ましかったけれど、やっぱり私はごみごみした、でも、エキサイテイングなNYが好きです。現在、スタジオは、今までベットルームとして使っていた12畳位の狭い部屋。それで機材もほとんどははあきらめ地下に入れ、必要最低限の機材と材料で細々と制作しています。しかし、狭い物の、元のベットルームだったので、エアコンも暖房も入るので、去年よりはずっとらくちんちん。まえは冬は極寒のスタジオで、迷彩色のハンテイング用のつなぎが暖かいのでそれをきて制作していた事にくらべたら、極楽です。とくに、彫刻ではなく、ジュエリー制作には大きなスペースはいらないので、問題なしで、今年も沢山つくって、色々な展覧会に出しました。日本でも二か所、姫路と東京でやっているので、よろしかったら、見て頂けたら嬉しいです。

姫路はギャラリールネッサンス・スクエア〒670-0940 兵庫県姫路市三左衛門堀西の町205-2

TEL.079-224-8772 FAX.079-224-8757
E-Mail r-s@hyogo.panahome.co.jp
URL http://www.ph-hyogo.com/rs

12/6(土)〜12/16(火)「第21回チャリティーのためのミニアチュール展」こちらは、ノンプロフィットで、彫刻から絵画、工芸まで色々の小作品をチャリティーオークションで、手ごろな御値段で手に入れる事が出来ます。売り上げは障害児施設に寄付されます。

東京はギャラリー青藍
〒106-0032 港区六本木 3-15-9
tell/Fax: 03-3589-0492 12/9(火)~12/24(水)Taste of Japan



こちらは、小さな画廊で、どちらかというと、熟年層の作家の日本的な工芸作品を集めています。私の作品はそれほど日本的でもないのですが、、

(窪田 啓子) →プロフィールはこちら
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